・・・が、まさかのアカデミー賞受賞!
おまけに
レディースデーも重なって混雑必須だろうと
前日にネット予約で座席を確保しておきました。
上映10分前到着。
ところが
なんと映画館のある5F駐車場が満車案内!?
この映画館がこんなに混んでるの
初めて見たよ・・
立体なのでUターンも出来ず、こりゃ一旦出るしかないのかね・・
と 映画館入口前を通過すると・・・
あれ?いっぱい空いてるっっ!!
ラッキー☆と駐車して館内へ入ると、うようよと帰り道の人の群れ。
開館10時。今10時20分。
???と訝しげに思いながらすれ違った時
『〇〇映画館ならまだ間に合うかも・・』という声。
そう。
おくりびとのチケットが完売で買えず
渋々帰る方々だったんです。
チケット販売窓口にはまだ100人以上の待ち列がある中
隣の自動発券機でチケットを手にする私。
う・・・
し、視線が痛い・・・

前置きが長くなりましたが、おくりびと。
文句なく良かったです。
ストーリーも
山形で撮影された日本の四季の美しい映像も
久石譲が手がけたチェロが主役の音楽も。
惹き込まれて
2時間10分があっという間でした。
しかし山崎努という俳優はすごいですね。
あの人がこの作品を1段も2段も押し上げている気がします。
それとモックンの奥様役の広末涼子ちゃん。
これまであまり注目したことがなかったのですが
この映画では彼女の笑顔が絶対不可欠と思うほど
とーっても良かったです。
それから、脇を固める方々が素晴らしい。
特に心に残ったのは、山田辰夫さんの亡くなった奥様役の方。
名前は存じ上げないのですが
よくサスペンスドラマの殺された被害者の
奥さん役などをされている女優さんです。
死に顔、固まった指先のカンジ・・
完璧な死体を演じてらっしゃいました。

この日本独特のタッチで描かれた現代映画が
ヨーロッパならまだしも
アメリカで認められるとは意外な気がしましたが
なにはともあれ、おめでとう!
日本映画ばんざーーーい!!\(^o^)/