日々の何気ない一コマ一コマはキラキラ輝いた光の雫。
そんな雫たちを綴ってゆきます♪
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Tu ru ru ru ru・・・ Tu ru ru ru ru・・・
旅館用の電話回線が鳴り響きます。
いつも取る帳場の電話は
あいにく義母が使用中でした。
・・仕方ない。
私は怪獣3匹が野放しになっている
茶の間へと向かいます。
ちっ・・・
今日は【騒音レベルREDゾーン】の
仮面ライダーごっこか・・・
私は人差し指を口にあてながら
目を細めて怪獣たちを見回します。
・・・ 3人は
3匹
(心得た!) と頷き返す。
さすが旅館の子。
阿吽の呼吸で分かってくれる。。。
私は安心して受話器を取り
お客様と話し始めました。
ご予約の確認をし始めた
その時―
チビが
片手を腰に、片手は剣をかざして
叫びました。
「仮面ライダー ちょびヒゲ!!」
た、たすけて・・
息が出来ない・・・・
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