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日々の何気ない一コマ一コマはキラキラ輝いた光の雫。                   そんな雫たちを綴ってゆきます♪
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ここ2~3日、情報番組のトピックスで度々登場している『消せるボールペン』


よくよく読んでみると、温度変化でインクが透明になるとか。

証書などには向かないものの鉛筆以外のカラフルな
筆記具が消せるなんて、まさに画期的発明と
いえるのではないでしょうか。

 今はパソコンやケイタイメールの普及によって
『文字を書く』という行為そのものが昔に比べて
少なくなりましたよね。

 私は書くことが好きです。


絵も好きですが、それ以上に筆を使って
字を書く書道が大好きです。
(・・・といって、格別上手くもないんですけど・・・ ^^;)

墨液の独特な香りも好きですし、墨を摺る時の
シュ・・シュ・・というかすかな音も好き。

もしかして前世は、白髭の書家のお爺さん
だったのかしら・・と思ってしまうほどです。(^^;)ハハッ

静寂の中で、一人もくもくと半紙を埋めてゆく時間は
本当にこころが安らぎます。


ただ、今長男の小学校のサポートボランティアで
賞状に名前を書くお手伝いをさせて頂いてるのですが、
あれは緊張しますね。


学校でもらう賞状って、その子にとっては
一生の宝物になるかもしれない大切な物。

もちろん間違う事は許されないし、
何より誠心誠意を込めて書いてあげたいと思うのです。


だから、とっても・・・・大変です(^^;)


いつか長男の名前を書き入れる日が来るのかな~♪
と待っているのですが、いまだそのチャンスは参りませーん(涙

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人って、あり得ない出逢いや再会をすることありませんか?

偶然というには出来すぎてる、まるで細ーい糸をたぐり寄せ、
たぐり寄せて近づいていった、そんなカンジ。

 

******************************************************************

 

これは まだバブル崩壊前の、日本中が
浮かれまくっている頃のお話です。


私は都心の、
ある企業のショールームに勤務していました。

ショールームには私を含め30人のアドバイザーがいて、
その日ローテーションで一緒だった同期7~8人で、
六本木に飲みに行くことになりました。


さすがバブルの絶頂期。
お店はとても混雑していました。

ようやく席を確保して、さて乾杯♪というその時…


舞台に突然上がった3人組の背広姿の男性。
20代後半~30代前半といったところでしょうか。


何が始まるのかと見ていると、流れてきたのは
少年隊の『仮面舞踏会』。


3人はそれは元気な歌と完璧な踊りを披露してくれました。

中でも真ん中の男性は、
何かにとり憑かれたかのように
一心不乱に踊っている・・・


私達は、しばし呆然とし・・・でも結局みんなで盛り上げちゃいました。

 


そして次の日。
会社の定期健康診断の日でした。

5人ずつ交代で受診に向かいます。


…と、あれ?
私達の前を通り過ぎ、内科の診察室に入って行った先生に見覚えが…


\(◎o◎)/あっ!


<FONT color=#ff0066 size=5><STRONG>き、昨日の仮面舞踏会だっ!!
しかも真ん中っ!!</STRONG></FONT>

 

私達は緊急会議を開き、誰が彼に”からむ”か話し合いました。
もちろん、ジャンケンで。


・・・ジャンケン弱いんです、私。。。(〃_ _)σ∥

 

初めは怖気づいていましたが、そこはイタズラ盛りの23歳。
診察室に入り、椅子に腰掛けるやいなや 私は彼の目をじっと見つめて言いました。


私  「昨日はありがとうございました。」(まじめな顔)

先生 「??? 昨日?」(きょとーん)

私  「はい♪六本木での先生のダンス、とっても素敵でした♪」(100万$の笑顔)

先生 「\(◎o◎)/!    
     あ・・・あははっ!!あははははは~(T▽T) ※○△★□・・・」

 


******************************************************************

 

もうひとつ。

今の夫が旅館を継ぐ為に家に戻ったとき、私も実家から新幹線通勤可能な
地方のショールームへ移動させてもらいました。


それから10ヶ月ほど経ったある朝です。
その日はお盆休暇の初日で、新幹線は120%を越える混み様でした。

もちろん乗り込むのが精一杯で、私は乗車口付近に立っていました。


・・と、斜め向かいに同じ様に立っていらっしゃった
50代位の女性の顔に、見覚えがあったのです。


どなただっただろう・・・

 

しばらく記憶をたどって、思い出しました。

都心のショールームを、毎日きれいにして下さっていたお掃除のおばさん!!

ほどなくその方も私に気がついて、お互い「びっくりしたね~!」と
言いながら、つかの間思い出話をしました。


新幹線を降りて、手を振りながらそのおばさんを見送った時、
私はなんだか泣きそうでした。


名前も知らない方です。きっとあちらもそうでしょう。
あの頃だって、「おはようございます」という位のお付き合いでした。

 

でも、

都心から何百キロも離れた、

一日何十本も出ている新幹線の、

いくつもある乗車口のひとつで、再会したんです。

 

もう二度とお会いすることもないでしょうが、
あの不思議な再会を私はずっと忘れません。

 

・・・あ、仮面舞踏会は忘れるかも・・・(^_^;)

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