[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
午前8時43分
M7.2、最大震度6強の地震が
岩手・宮城北部で起こりました。
当初は分からなかった被害の深刻さが
午後になって
ようやくはっきりしてきました。
そんな中
宮城の駒の湯温泉旅館さんが
土砂崩れにより被災したとニュースで知りました。
山深い一軒宿の駒の湯温泉さんは
その秘湯を味わいたいという
お客様で賑わっていた
人気の宿だったそうです。
土砂に埋もれ
本来の姿の微塵もない様子に
私は凍りつきました。
自分たちではどうすることも出来ない
自然災害。
それでもお客様だけでも
救ってあげたいと
宿主は思っていたに違いありません。
同業者として
その苦しみが分かる分
胸が痛いです。
今なお行方不明の方がいらっしゃるとの事
一刻も早く救出されますように。
我家は震度4の地区でした。
お客様に朝膳を出し終え
子供達と遅い朝食をとっていました。
最初に下からズンと突き上げるような立て揺れ。
それから少ししてグーラングーランと
目眩のような大きな横揺れがしばらく続きました。
幸いこの地区の被害はありませんでしたが
宿泊予約サイトの担当者の方や
全国各地の温泉旅館経営者の方々、
そして常連のお客様からも
多数安否確認のご連絡を頂き感謝しています。
いつ何が起こるかわからない覚悟。
常に心に持っていようと思っても
平穏な日々についつい浸ってしまいます。
母として
若女将として
その時が来たら何をすべきか
この機会に
もう一度考えなくては。
最後に
この震災でお亡くなりになられた方々の
ご冥福を心からお祈りいたします。