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2日前のお話。
お留守番をして
ひとりマッタリとした時間を
楽しんでいた時です。
「ごめんくださーい」
「は~い」
玄関へ出てみると
ちょっと独特な雰囲気の男性が3名。
映画作成会社のスタッフの方でした。
げげっ・・・!( ̄□ ̄;)!!
なななんで今日!??
実はある映画の撮影場所の候補地の中に
我が家の名前も挙がっていて、
明日下見にいらっしゃる予定だったのです。
「すみません。近くまで来たもんですから
ちょっと寄せてもらおうと思いまして~♪」
どどどどどどどど~しよう~~~~~(@_@;)
こういうの超苦手なのに~
こういうの超得意の
頼りの義母がいないことで
私は必要以上にテンパっていました。
「昨日電話でお話しした
女将さんはいらっしゃいますか?」
「あ・・・それが今日は出かけてまして・・・(ドキドキ)」
「え?そうなんですか~(思案顔)
まだしばらくはお帰りではないですよね・・?」
「はい・・・えっとですね(ドキドキ)
ちょっとのっぴきならない用事で・・・・」
その方は
へ?
という顔して
「くひゃひゃひゃ・・・・(←笑いをこらえきれず漏れた声)
お江戸のおかっぴきさんみたいですね~!
このおうちにぴったりですよ。
じゃあ、また明日来ます♪」
と爽やかに去って行きました。。。
ま、待って・・・
違うのよ・・・
「急な所要で――」
って言いたかったんだもん。。。
それに
意味は合ってるもん。。。
買出しの帰り道
実家に寄ると 父が「ほい、これ。」
とテーブルに何かを トン、と置きました。
2冊の内田康夫さんの本でした。
日本史とミステリー小説に目がない父の本棚は
その類の本で埋め尽くされている―
それが我が家には昔から当たり前の景色。
そんな父に影響されることもなく
すくすくかわゆく育った私でしたが
新幹線通勤をしていたOL時代
行き帰りの時間つぶしにと本棚から拝借したのが
この内田康夫さんの小説でした。
見事にハマりました。
たかがミステリーと思っていたのに
目の前に見えてくるかのような風景描写と
登場人物1人1人の
人生背景まで丁寧に書かれていて
まるで一緒に旅をして
泣いて笑って
謎を追いかけているような感覚に
すっかり魅せられてしまいました。
恐らくこの当時出版されていた
内田康夫さんの作品は全て読破したと思います。
ここ1~2年PCに夢中になって
本といえば
エッセイなどのサックリ読めるものばかりでしたが
せっかくタダで手に入ったハードカバー・・・
久しぶりに
『内田康夫ワールド』へ遊びに行こうかな♪
大掃除とお正月料理の仕込みの為です。
こんな時しか呼べないからと誘った
実家の両親と弟家族が、
夜8時前 温泉に入りにやってきました。
実は弟の再発発覚の翌日、今度は父が
突然両ふくらはぎの激痛に襲われ
救急車で運ばれるという出来事がありました。
心配していた静脈瘤や神経の異常はなく
結局原因不明で自宅療養していましたが
徐々に回復して、今では車の運転も
普通に出来るようになり一安心していました。
今日の温泉はその治療の一環でもあります。
そして年末年始で 弟も一時退院していたので
せっかくだからとみんなで来てくれました。
時折り聞こえる浴室からの笑い声を聞きながら
洗い物をしていた私はとっても暖かい気持ちになって
思わず微笑んでいました。
神様。
いつもの如く初詣は行けそうにもないので
申し訳ありませんがここで祈らせて下さいね。
来年は『良い1年』には
ならないかもしれません。
でも
こんな風に
穏やかで優しい時間が
どうか1日でも1時間でも多く
弟家族に訪れてくれますように。。。